山猫

おっかとヴィスコンティの「山猫」見に行った。
一時にタイムズスクエア着くと、二時の回はもう立ち見。長いしせっかく「山猫」だしちゃんと座って見たいということで、稽古行くのはやめにして6時の回の整理券を買う。
時間があいたので、ちょいもめたけど三谷幸喜脚本の「笑の大学」を見ることに決定。その映画までにも時間あったから伊勢丹のレストラン街でオーガニックランチ。玄米・野菜・ソースがおいひかった。魚の焼き加減とデザートの極甘さがいまいちだった。けど。おすすめ。

笑の大学」は、ぎりぎりに入ったら立ち見だった(えええ〜)。ところどころ笑えはするものの、流れに納得いかないとこが多すぎ。一貫性とか求められてないのかもしんないけど、映画のなかで稲垣吾郎が書く脚本について(登場人物の言うことがコロコロ変わることに対して)「それじゃあ性格破綻者だ!!」と役所広司がダメだしするとこがあって、いやいやどっちが…と思った。笑いだけで考えてった方がよかったんじゃ…。舞台なら気にならないのかな〜。
映画自体のこともそうだけど、客のマナーも悪いし、館員の対応もよくなかったしで…やっぱチェコアニメを推し通すんだったわぁと思った。


「山猫」はね、ランカスターすごいね、ヴィスコンティすごいね。
映画館で見られてよかった。12チャンの平日午後とかに、もしやってたら、こんなじっくりは見なかったかもしれない。長いし。
すごいきっちり(てなんだろね)作ってるという印象でした。パンフレットでは映像の世界遺産だって。大きく出たな〜。でも、、そう言いたくなるのもわかる。
アランドロンは、そんな役じゃないんだけどあやしく狡猾に見えたのが面白かった。それより何よりランカスター。かっこよい。

あと革命軍の超ヒキの画面で、虫がカメラにとまっててその影が動いてたのには、こんなこともあるのね〜って思った。映写機の前だったらもっと大きく写るよな〜とか映画と関係ないこと考えちゃたよ。


とっちらかった文章だけど許してくだせ。