イサムノグチ展

天気の良い日曜日、motにゆきました。

学習しません。
最終日でした。



こないだのピカソ展といい、コみそうなとこに、中でもコむ日に行ってるよな〜。
券買うのに並ぶのとかね。げんなりしちゃうわね。

ま、でも久々に奥の方に触れる作品に出会えたから。
良かった。



混みすぎてて自分のペースで回れない浸れないストレスも忘れて
私が作品の前で苦しくなったのは、

入ってすぐの「あかり」
とか
でっかい「エナジーヴォイド」(広い吹き抜けに置いてあったやつ)
とか
ではなく、
エナジーヴォイド」の前の二つ。



心がざわざわして落ち着かなかった。
芸術作品を見て苦しいってのも変な表現ですが、ちょっと呼吸をするのを忘れてたのかな。
「山」と(たぶん)「無言の歩み」ていう作品だったのですが、
山でまず目が吸い付いて、あ、なんか、やばそうだな〜て思って
次の「無言の歩み」で
足が止まりました。

大枠の形状とか色だとかは別に驚きはないのだけれど、
まとう雰囲気に動揺させられた。気がする。

「いやらしさ」じゃないな「魅力的」でもないな。
こうして言葉で書こうとすると大げさな気はするけど、
この作品を作ったときのこのひとに会ったら、この高揚を恋と勘違いするかも。
作ったモノの印象=作ったひとから受ける印象かはわからないし、
環境や私の状態が同じであるかもわからんが、
とりあえずそいう印象を持ったわけです。


後で名前を確かめた気がするので、
かつ、パンフレットの作品リストのなかで★を描いてるのがこの名前なので、
「無言の歩み」で良い気が致します。


常設展はさらっとしか見てないから特にござーません。
その後の展示スペースがイモを洗うようで集中が切れたことと、
前回とほとんど変わらないことがあり、きちんと見ようとしなかった。

あ、一つ。思い出せないけど名前に横がつく、ポップな絵(めがねの中のパッチリおめめ)が有名な画家さんが、意外に街の絵なぞを描くのねと思ったり。




また動揺させる作品に会ってみたいです