靴ずれになるとわくわくする
水ぶくれの水(リンパ液)を抜くときって,ぷちっとしてふにゃ〜っとなる様を見てほくそ笑む.
よね?
今日インターン先におかぁの靴を履いていって,見事 くつずれになりました.
この靴ずれが もし,帰宅した時 すでにふにゅあとなってしまっていると
無菌状態がこわれて表皮の下の真皮が汚れてしまっているかも→ばい菌で痛くなるかも
と思い,気持ちが悪くなります.
でもそんな衛生的な問題は些細なことです.
重要なのはぷちっとできないこと.
なにより その水抜きのひとときをおじゃんにした自分に腹が立ちます.
逆に,もし保存されたまま帰宅できると,
よしよし.よく生き延びたねとなでてみたり とか
いつぷちっとしようかなぁと明日でかける前の儀式のことをシミュレーションしてみたり とか
します.
・・・よね?
それでですね,
靴ずれになったと察知してからは派手な動きは慎んで,大事に育てます.
たまにしか経験できないから ことさら慎重になります.
ん?今日?
今日も立派な(直径2cm)水ぶくれに育てあげ,帰還しましたよ.
で,いつものように確認しなでてみていたところで,ふと,なんでこんなに破れてないことに対してほっとするのだろうと考えてみたというわけです.
そして
日常のなかに根づきすぎてて考えたこともなかったけども
靴ずれができてからのわけのわからない使命感や,
潰れたのを見たときの言いようのない悲愴感は,
あの,靴ずれをぷちっ とする瞬間が好きだったからこそ生まれたものに相違ないと思い至ったのです.
でも自分にとってそれのどんな要素が魅力的なんだろ
なんでしょね.
たぶん,最初は
自分の体から透明な液体が出てくる不思議さに魅せられて,
いつのまにか潰れる前に観察したいと思ったのだと思う.
液体が何と呼ばれているか・
それが自分に対してどんな働きをするものであるかや,
どうやったらぷくっとなるかのメカニズムはアウトオブ眼中(うわわ)で,
ひたすらぷちっとする行為に魅力を感じたのはなんでだろう.
ん〜・・・ 壊れやすい儚さを保ってそれを一気に壊すのが好きとかかな
下記たすかも
メモ 似た衝動を喚起するもの(壊さないけど)
- シャンパンタワー
- 風船・水風船
- ぴかぴかきれいな砂団子
- アクションゲームの長いステージの最後でボスと戦っている弟の目の前のゲーム機のコード
- すっごい高いところにたったときの下へ吸い込まれる感
- ひとりのときの180km/h
メモ いつのまにか壊れてしまうもの
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